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いまあなたは、May 2008のアーカイブを見ています。
アメディオ・モジリア-ニは無条件に好きな画家だ。とても分かりやすい。
どことなく沈んだタッチも、自分の寂しい性分にもマッチしているように思う。
ともかく観ていて心が落ち着く。
人物を多く描いているが醒めた表情やうつろな表情が多く人生を肯定的に捉えた作品はあまり観た記憶がない。
彼も死後に評価の高まった不運な画家だが、常に何かしら重いものを抱えながら創作を続けていた一端が垣間見られ自分自身としては共感を誘われる。

モジリアニ

六本木の国立新美術館で展覧会が開催されているが期待以上のラインアップであった。
画集でしか見たことのない代表作の数々を前に静かで強い感動が押し寄せてくる。
力ある作品は時代を超えて語りかける何かを有することを思い知らされる。

彼はなかなかハンサムな男である。若くして世を去り、その後彼の恋人も後を追うように
二日後自死してしまった。死後、彼を想う世界中の人達から、絶え間なく墓碑の上に花のたむけられていることを知ることもなく眠り続ける画家に世の不条理さ、人の運不運を思わずにいられない。
墓
Category: 美の壺
Posted by: sawayama
台湾

中国の大地震、死者5万人強、誠に可哀相なことだ。
経済は発展しているとはいえ内陸部は日干しレンガで自宅を建築している人も多く自然の猛威の前になす術はなかったのも事実であろう。
しかしワイロやピンはねで予算が圧縮された挙句、貧弱な校舎6900棟の倒壊は人災だ。

外国人の在留資格認定等の業務も行政書士の範疇であるが、中国の公的機関の発行する大学卒業証明等もワイロによる偽造を疑ってかかるのが常識であり、酷な言い方をするとそういう国なのである。

中国は、今から20年ほど前、夏季休暇を利用し上海、蘇州、無錫と旅したことがある。
景勝の地である太湖を訪れ中ほどの島に渡った折、屋根のついた小船が何艘か目に付いた。
ガイドに聞くと「しじみを採って暮しています。船だけが財産であの上で一生を過ごします」との返事であった。
地上には実に様々な人のいることに絶句すると共に、物悲しさに襲われたのも事実である。
今回の被害者の多くがそういう社会の底辺で暮らす人達だと思うと気の毒でならない。
Category: つぶやき
Posted by: sawayama

05/09: 夏の香

GWが明ければ、いよいよ夏突入だ。
所要で東京まで足を伸ばした6日、山手線に乗ってボンヤリしていると神田駅を過ぎて車内に突然甘い香りが漂い始めた。何気なく辺りを見回すと三段目か幕下と思しきお相撲さんが乗っている。雪駄に夏浴衣の粋な井で出たちで、車内中に満ちた鬢付け油の香が夏の近いことを強く感じさせてくれた。

海
Category: つぶやき
Posted by: sawayama