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エステ-ル

至るところにきれいな水の流れている三島の中心街は大好きだ。
気温が下がり透明度の増した水の中で大きな鯉がゆったり泳いでいる姿など見ると心も和む。マガモの親子も気持ち良さそうに憩うている。
そんな三島の水路沿いの一角に「アステ-ル美術研究所」という美大受験者向けと思われるスク-ルがある。暑い夏場は水路側を開放しているので中の様子が分かるが、かなりの生徒たちが学んでいるようだ。近くには掲載した写真のようなモニュメントも置かれいい雰囲気を出している。

小さな頃は考えられなかった程、今は絵画を見ることが好きになったが描くセンスというものは全く持ち合わせなかった。TVの紀行番組で関口知宏や榎木孝明、城戸真亜子等がサラサラと風景を描くのを見ると誠に羨ましくなる。
小さな旅に出かけ、絵筆でも走らすことができれば思い出も深まろうというものだ。

歴史に残るような社会の激変でこれからの若い世代も実利重視だろうと思うが、クリエ-タ-として自活する夢に向かい頑張っている若い世代にもエ-ルを贈りたい。
アステ-ルの前を通ると最近とみにそんな思いが強くなった。
Category: つぶやき
Posted by: sawayama
週末は西伊豆の雲見温泉まで出かけてきた。
飲み友達である賢ちゃんの会社の新年会を雲見の民宿でやるとのことで誘われた。
賢ちゃんは商いには厳しい甲州商人で俳優の石倉三郎によく似ている。
(まあこれはどうでもよい話であるが)

民宿は「長の助」という40年近く経った宿であったが、おばあさんがおもしろい人で実に楽しかった。
会社の業種を聞かれたので「三島で芸者の置き屋をやっており今日も2人芸者を同道している」とふざけて答えると同道の2人を見た後、「これじゃ、しょんべん芸者じゃないかい」と言われる始末であり皆で腹を抱えて笑った。
枯れた中にその雰囲気と語り口に不思議な味わいがあり小生は一遍でフアンになった。
飄々とした中にも人としての年輪を感じさせるこういう人が小生は大好きである。
定額給付金くらいで充分海の幸、山の幸を楽しめる宿でありまた会いに行きたいと思う。

それにしても西伊豆も暖かかった。この時期に朝も10度前後だと助かる。
山は冬枯れてはいたが山容に穏やかさがあり、石廊崎あたりから眺める海も静かでとても良かった。ほんとうに種田山頭火が詠んだままの趣き残る西伊豆であった。

   伊豆はあたたかく野宿にもよろしい波音も

雲見
Category: 静岡大好き
Posted by: sawayama
イズ

11日は今年初めて千本浜へ。
千本浜へ来ると長い時は2時間くらい過ごしてしまう。
まづ富士方面に小一時間ほどトコトコ歩く。富士のきれいな季節は最高だ。
富士を眺め、大平洋を眺め、心地よい潮風を受けながらの散策は至福の時間だ。

切の良い所で踵を返しまた沼津港方面へトコトコとリタ-ン。
今度は伊豆の山々と蒼い海とのコントラストが目を楽しませてくれる。
スタ-ト地点を通り越して10分ほど歩いたところに「猫だまり」があり猫の多い日はつい時の経つのを忘れてしまう。
最近はコロコロした毛並みのきれいな猫が4匹いるが、けっこう美猫であり人馴れしているところを見ると元飼い猫かもしれない。定期的にエサをあげている人もいるようだ。
飼い猫の境遇とノラの境遇とどっちが快適か聞いてみたいところだが「寒い時期は室内のほうがありがたいです」と猫も言うような気がする。ともかく春までは頑張るべし。

散歩の終点は若山牧水記念館辺り。千本浜の景観を愛し終焉の地と定めた人だ。
白鳥は哀しからずや海のあお空のあおにも染まず漂う
まだ若かった頃、その感傷さ故に、好きだった歌人であり氏の故郷である宮崎県尾鈴町も訪ねたことがある。気が向けばそんな歌人の足跡すら振り返ることのできる千本浜は誠に、素敵な場所だ。
Category: 静岡大好き
Posted by: sawayama

01/06: 新しい年

ホテル

新しい年が明けた。
いきなりマンションのエレベ-タ-が故障との張り紙がされており、5階までの階段を上り下りしている。前途の多難さを予測するに充分な天からの贈り物だ。
全く、この先一年が思いやられる。

年末にNHKで、亡くなったタ-シャ・テュ-ダ-の追悼番組を放映していたが、心に沁みた。年々歳々季節がめぐり花は咲くが、ひとは老いて確実に死へと向かっている。
ある程度まで生きたら、新年の始まりは、またひとつ覚悟を決める節目の時なのかもしれない。

いつも髪を刈りに行く床屋のおばちゃんがボランティアで老人ホ-ムへ年に何回か行くらしい。年末に刈りに行くと、こんなことを語っていた。
「ホ-ムでは多くの人に接するが、過ぎ去った日の楽しい思い出をいっぱい語る人もいる。その反面苦労、苦労で生き抜いて何ら振り返れる楽しい思い出を作れなかったひともいる。本当に気の毒だけど寂しい可哀相な人生だなと思う。」

人は、個々に課せられた制約の中に生きる訳であるが、今年もできる範囲で「よく仕事しそしてよく遊びたい」と思う。
本当に人生は一度きりという想いは年々強まる。
Category: つぶやき
Posted by: sawayama