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04/22: 臨場

臨場

横山秀夫は凄い作家だと思う。
この人の描く警察小説で警察官というものがどういう職業なのか実によく分かった。
相変わらず警察官の自殺は多いが警察官を希望する者にとり横山秀夫の本は、良いリクル-トナビになると思う。

4月より氏の連続作品集「臨場」がTV化されるとのことで楽しみにしていたが1回目を見て、いたく失望した。主人公の内野聖陽が「きゅうり」をかじりながら死体発見現場に登場するあたり「横山フアンをバカにしているのか」という感じだ。
内野聖陽については、つい最近も「ゴンゾウ」とかいう作品に出ていたが、全く同じ乗りであり今回の作品で、もはや顔を見るのも厭という役者になってしまった。
(こんな役を続けてやらされる本人も気の毒だが)

過去にTV化された横山秀夫作品はどれも良かった。
段田安則や石橋凌などが渋い演技で、実にリアリティがあり「これほどクオリティの高い作品は珍しい」と毎回唸ったものだ。
作品の持つイメ-ジをいい加減な設定でグズグズにしてくれるなと製作者には言いたい。
Category: 読書の喜び
Posted by: sawayama

04/12: 春・松崎

松崎1

春夏秋冬、伊豆は素晴らしいところだが、殊に春の松崎は素晴らしい。
3月上旬よりGW明けまで、農閑期の眠った田んぼに矢車草や金魚草そして瑠璃からくさ等の花々が一面に咲き乱れる。広さ約50,000㎡の広大なお花畑と田んぼ近くの那賀川沿いの桜の開花が重なるとまるで浄土のようだ。

松崎は「世界の中心で愛を叫ぶ」や「つぐみ」などのドラマのロケ地にもなったところだが、こじんまりした中に自然が豊かで、訪うたびに温もりを感じさせてくれる。
京都や鎌倉のように古い歴史を感じさせる中に咲く花も素敵であるが松崎の花畑のように人が人為的に一定期間出現させるものも幻想的で趣きは深い。

咲き乱れる花の中を春の陽光を浴び、とことこ歩いていると鼻歌も飛び出す。
遥か昔「小さな恋のメロディ」という映画の主題歌であった「メロディ・フエア」あたりが自然と口をついて出て来るあたり夢か現かもおぼろげなものになってしまったようだ。

松崎2

海あり、山ありの松崎であるが海に注ぐ川面には散り始めた桜の花が浮かんでいた。
まだ花筏をつくる程ではないが、短時間で季節もあっという間に初夏へと向かってしまう。
Category: 静岡大好き
Posted by: sawayama

04/03: 政局

まかお

マンションにケ-ブルTVが設置されており、スポ-ツ番組専門のESPNも1CHのみ見ることができる。
新日本プロレスも週に2,3回放送枠がありほぼ全試合フオロ-している。
最近の技は凄い。はるか昔、ビルロビンソンという選手の「人間風車」という技が必殺技とされていたが、今見ると「屁」のようなものだ。
冷静に見るとプロレスも「肉体のぶつかり合い」より「アクロバット」という要素が、益々強まって来ている様に感じる。

先日TVの解説者が最近の日本の政情を「四の字固め状態」と評していたがうまい例えだと思う。「四の字固め」は技を掛けられた方が身体を裏がえすと掛けた方に痛みを与えることのできるデストロイヤ-の得意技だったが危険も伴う。

政治献金問題への検察の介入以降、政界はいきなり静かになったように思う。
自民、民主共にこの問題で攻撃を仕掛けることの危うさを共通認識として持っており、じっと亀のようになってしまった。
説明責任という言葉がよくでているが一般常識として政治家に1円でも金を渡すということについて見返り以外の何を求めるというのであろう。

二大政党になっても政治が利害調整機能という側面を持つ以上、クリ-ンさなど期待しようもないと思うが、少しは国の仕組みが変わるかなと期待していた向きには残念でもある。
テポドンや国家の安全保障を論じるより、実感の伴う生活全般への配慮ある政治というものが今はとても大事な気もするのだが。
Category: つぶやき
Posted by: sawayama