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12/23: 年の瀬

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紅白歌合戦の曲目も決まり本年も押し詰まってきた。
男女50組中知らない歌手はまだ4組でありまだまだ音楽の世界にはついていけそうだ。

出演者リストを眺めるに聞きたいと思うのは「水森かおり」である。
若い時分より演歌はそこそこ聴くほうであるが圧倒的な力量と迫力で我が心に迫ってくるのは現状では彼女だけとなってしまっている。
2年前の富士宮公演に続き本年11月の沼津公演も出かけたが「うまい」の一言に尽きる。
心の琴線にびしびし響いてくる歌が誠に多いので聞き惚れる。

彼女の場合多くの作品の作曲を弦哲也氏が手掛けているので曲作りのうまさは言うまでもないが、加えて歌詞の深みというものも見逃しがたい。
彼女の作品の作詞を多く手掛けた木下龍太郎氏が先年亡くなられたのをとても残念に思うが初期の代表作で彼が綴った下記のような歌詞のうまさには本当に感心する。

   愛されぐせが いつしか付いて 愛することを 忘れてた 「鳥取砂丘」

   女の夢と 一日花は なんでそんなに 散り急ぐ 「釧路湿原」

フレ-ズの素晴らしさとメロディの美しさがマッチする部分では聞いていて陶然とする思いだ。

彼女の歌を聞いて旅ごころを誘われることもある。
彼女にはこれからも日本の美しい風景を舞台にしたいい歌を沢山歌い続けて欲しいと思う。
Category: 言葉と風景
Posted by: sawayama
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小学生たちが足を結び一列になって走る「30人31脚」も年末を盛り上げるイベントの一つになったように思う。
足並みも揃わなかった子供たちが、練習を積むことで少しずつ上達し全国大会への切符を勝ち取る過程にも一生懸命さが伝わってきて「がんばれ」「がんばれ」と応援してしまう。

映像を見て感じることだが勝負の神様は非情であり時々転倒するシ-ンも映し出してしまう。
茫然としている子供たちの表情を見ていると晴れの舞台で思わぬ悲劇に襲われてしまった悲しさや悔しさがよく伝わってくるが、すべてをハッピ-エンドで終わらせないところに「30人31脚」の神髄はあるように感じる。

人の一生などというもの各々が様々なものを背負いつつ歩き続けてゆかねばならない旅路であり、予想もしなかったことに直面した時、それをどう受け止め、乗り越えてゆくかがとても大切だと思う。
タイムトライの勝負という段階までいくこともなく終わってしまう非情さは小学生には酷な体験でもそれを経験することできっと何かは心に残ると思う。
幼な心にもいろいろなことを学ぶことで参加したすべての子供たちが実人生では大きなつまずきも無くまっすぐに走りきってほしいと思う。
Category: つぶやき
Posted by: sawayama
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NHKで司馬遼太郎原作の「坂の上の雲」の放送が始まった。
不朽の名作とも言える氏の代表作であり日本全体が元気の無い中、国民に元気を与えるという観点からの放送という指摘もあるがそんなにうまくゆくものだろうか。

NHKは中国の躍進ぶりを報道する番組もシリ-ズで放映しているが本当に圧倒される。
2050年にはGDPが米国の2倍になるという予測もありこんなス-パ-大国の隣で暮さねばならぬ自国の未来を予想すると暗い。
中国に追随する以外に国の発展はないという指摘もさびしい限りだ。

日本の未来に国債の大暴落を引き起こしたアルゼンチンや大航海時代に世界中に覇を唱えながら今はヨ-ロッパの一小国として過ごすポルトガルの姿が重なってしょうがない。

今の日本で明るいニュ-スと言えば世界中で愛される「ポップカルチュア-」位ではないのであろうか。
「東京カワイイTV」「COOL-JAPAN」など見ていると世界中に日本に憧れを持つ若者がいかに多いか本当にうれしくなってしまう。
資源も無く、技術力も途上国の追い上げを受ける中、国益に資するものはオタク文化でもアニメでもマンガでもフアッシヨンでも、どんどんアピ-ルしてゆく必要性を思う。

質の高い文化がありそれに憧れる人たちが世界中から来てくれることで存在意義が高まるような日本の未来であって欲しいものだ。
Category: つぶやき
Posted by: sawayama