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時々TVで引き込まれるように見てしまうドキュメンタリ-があるがNHKで何回かに分けて放映された「秩父山中 花のあとさき」もそんな番組であった。

秩父の限界集落に住む老夫婦がもはや畑仕事もできなくなったのでお世話になった畑に花を植え少しづつ山に戻してゆくという日常と共に村落の歳月を追ったものだが眼頭の熱くなるようなシ―ンも多かった。

それにしても主人公とも言えた小林ムツさんはなんと可愛らしいおばあちゃんなのであろう。既に故人となられているムツさんの生涯を知るにつけ「生きることの意味」や「本当の幸せとは何か」ということを感じさせられた。

生まれた境遇をしっかり受け止め、多くを望まず、日々よく働き、感謝の念を忘れず・・・ムツさんの生き方に共感するものは多かったが、やはり最も心を打つのはその人柄の根底にある「優しさ」と「謙虚さ」であるように思う。

ムツさんの育てた花々の咲く「秩父市吉田郡大田部楢尾」を地図で確認してみたが山梨経由で走ればそれほど遠い距離でもないようである。
花咲く春か紅葉の秋に一度は訪れてみたいと思うことひとしおである。
Category: つぶやき
Posted by: sawayama

04/18: ショパン

小学館の発刊する雑誌「サライ」を本屋でパラパラ捲っているとショパンのピアノのCDが付録に付いている。時間にして約50分、演奏するピアニストも錚々たる人たちであり、定価780円を「安い」と思って買った。実際に聴いてもなかなかのものである。

帰宅して「サライ」のショパンの特集を読んでいると母国ポ-ランドに関する記述などがある。大国ロシアとドイツの間で国家としての独立すら失った苦難に満ちた歴史などがつづられていて同情をそそられる。
一般的にヨ-ロッパというと豊かで明るいイメ-ジを抱くが東欧地域については現代でも難しい現実に直面している国は少なくない。

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そういう中で今回の大統領一行を乗せた飛行機の墜落事故である。
大国ロシアとの間の歴史にひとつの区切りをつけようかという際中での惨事であった。
原因の一つに操縦ミスと共に機体の老朽化が挙げられていることが悲しい。
一国の元首の乗る飛行機にである。

現在北朝鮮等で飛行している数少ない機種と同じという報道もあったが、劇的な経済発展を遂げるでもなく、それなりの国力でつつましく運営しているポ-ランドという国の内実が偲ばれる。国家としての自立は勝ち得ても相対的な暮らし向きという面ではショパンの生きた時代とさほど変わりはないのかなとも思う。

色々な背景を知りながらCDを聴いていると、また色々考えさせられることも多い。
Category: つぶやき
Posted by: sawayama

04/09: 山梨桜行

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先週末はカメラ好きの友人達と山梨へ桜を見に出かけた。
身延山、韮崎わに塚、北杜実相寺とほぼ満開に近く心から桜を堪能した。

ここ数年、春の桜は三島大社、山梨を訪うことが多いが、誠に美しいものだ。
北杜実相寺の神代桜など樹齢千年を超えもはや残った根元の部分にのみ花をまとった感じになっているが、幾星霜変わらぬ花を咲かせ続けるその生命力に神々しさすら覚える。
なにせ桜の由来記に日本武尊の東征や日蓮が登場するような古木なのである。

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山梨と言えば大好きな歌人の山崎方代さんの故郷であるが方代さんも下記のようなかわいらしい花の歌を残している。
ただ今回の旅で我々が愛でた桜の多くは誠に豪奢な桜であり幾分花酔い気味でもあった。

  わがために一株だけが花をつけ又はらはらと花散っている
Category: 小さな旅
Posted by: sawayama

04/01: 風貌

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亀田兄弟の長男がタイトルマッチを行い負けてしまった。
父親が判定に対し暴言を吐き、コミッショナ-会議で処分の動きがあるようだ。
毎回のようにこの家族を見て思うことだが兄弟3人の風貌は実によく似ている。
「人間はDNAの集積である」ということを強く感じさせられる。

父親の血の気の多さや兄弟のコメントの粗暴さからほとんどこの家族に「知」「理」というものを感じることはないが同じように思って見ている人は少なくないと思う。

午前中、車で外へ出ると11時からは決まってニッポン放送の「テレフオン人生相談」を聴いているが回答者の一人に「心についてのエッセイスト」と呼ばれるマドモアゼル愛さんという人がいる。私はこの人の語り口がとても好きだ。
叱りながらも励ますというか、なかなか聴かす。人としての奥行きも感じさせられる。

先日グ-グルの画像検索でこの人の風貌を初めて目にしたが声からする印象とはかなり違っていた。
なんとなく歌手の新井満のようなヒゲ面を予想していたが実物は非常に穏やかな感じでありラジオで抱く好感を裏切るようなものでもなかった。
この人がこの顔で言うことならと納得させられるものもあった。

今日は4月1日ということで新成人への激励の弁が新聞紙面に多く載せられているが年齢相応の貌を作るということはとても大事なことだと思う。
Category: つぶやき
Posted by: sawayama