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        Kazuhiro Sawayama



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07/26: 銀色夏生

このたび一眼レフ機を購入した。
現在のデジカメはなかなか性能もよく、どこへ行ってもデジカメ一本であったが、やはりカメラ好きの友人達の一眼作品に触発されてしまった。

一眼レフカメラと言うとなかなかゴツイというイメ-ジもあり、携帯性の面で二の足を踏んでいたのも事実だが、最近はミラ-レスのコンパクト機が増えたのも追い風となった。

SONYの新機種が出るのを待ち、機種選定にとりかかったが最終的に宮崎あおいがCMキャラクタ-を勤めるOLYMPUS機とした。
ア-トフイルタ-という誰でもア-ト作品が作れるという機能に惹かれたわけであるが入門機としてはまづまづであろう。見た目もこぶりでかわいい。

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本屋さんに行くと角川文庫のコ-ナ-に銀色夏生さんの写真詩集がズラリと並んでいるが、私は今まで夏生さんのことをX-JAPANのYOSIKIのような髪の長いサングラスをかけた男とばかり思っていた。つい最近朝日新聞で女性と知ってびっくりしている。

ホ-ムペ-ジなのかブログなのかよく分からないスタイルで色々書いてきたがそれ程変化も無い生活では、題材もそんなに転がっている訳ではない。
これからは夏生さんのように写真重視で構成してみたいなと思い始めている。
ただし「じじい」なのであんまりセンチなコメントは載せない。

それにしてもこの暑さ、試し撮りに外出する気力さえ湧いてこない。
なんとかならんもんであろうか。
Category: 美の壺
Posted by: sawayama

05/05: 猫の絵

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GWは一日のみ平塚へと出かけた。競輪ではない。
市立美術館で長谷川?二郎の絵画展が開催されており代表作である「猫」を見てきた。

猫が静かに眠っているというだけの絵であるが、この猫は「ひげ」が片方しかない。
この絵を長谷川に発注した有名な美術評論家の洲之内徹が、なかなか完成しないこの絵について催促すると長谷川はこう返事したそうである。

「猫は冬は球のように丸くなるし、夏はだらりと長く伸びてしまうのでこんな恰好で寝るのは年に二回、春と秋だけなんだよ。だから書けるまで待ってよ」

それでも仕上がるまでに6年以上を要し、結局片方の「ひげ」は書き込まれず未完に終わったらしい。芸術家らしいおもしろい返事だなと思いつつ絵をじっくり見ると片方のひげを書き込めるような余裕も無いようであり未完に終わったところにこの絵の真髄はあるように思う。画家の慧眼である。

こんな作家の残した多くの絵はなんとなく整理整頓された小学校時代の理科室を思わせるような雰囲気が濃く漂っていた。
Category: 美の壺
Posted by: sawayama
パッとしないGWであった。
久しぶりに「めまい」の症状で苦しんだ。
平成17年春の初体験の時ほどではないが、寝返りをうつ度に、ググッと頭に衝撃が走る感じで誠に耐え難い。1日、2日は連日で針を打ってもらった。

加齢、連日のパソコン作業、度の強いメガネ等々原因は色々あるのであろうが、職業病とも言える。パソコンのクイックでよく用いる右腕も慢性的な痛みが続いている。
以前より肩こりはひどかったが、もはや両肩ともカチンカチンの状態で時折「俺は甲羅を背負っている亀ではないのか」と自問する有様だ。

忘れえぬ女

幾分好転した4日は気晴らしで渋谷東急のBUNKAMURAへと出かけた。
ロシア絵画展をやっておりイワン・クラムスコイの「忘れえぬ女」を一度見ておきたいと思ったからだ。何年か前某美術館で大きなポスタ-を見て非常に心惹かれ、それ以来気にかかる作品であった。

比較的来館者の少ない中、心ゆくまで鑑賞できたのは幸せであり、そして「ロシアのモナリザ」とも評せられる実物は誠に素晴らしかった。
画家の自画像も同時に展示されていたが、いかにもこのような絵を描くにふさわしい風貌をしており、これはこれで感銘を受けた。
Category: 美の壺
Posted by: sawayama

03/04: 古美術

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毎週見るTV番組のひとつに「開運なんでも鑑定団」がある。
美術品(特に絵画と書)が好きなこともあるが、飽きることがない。
考えた人の企画力には素直に脱帽する。
紹介された美術品にすぐ金銭的価値が付与されるという点に、見る者をして納得させる構成がある訳であり、世界中普遍的に受け入れられる企画だと思う。

先日、著名なオ-クションで中国清朝時代に円明園という離宮より西欧に略奪された十二支のネズミとウサギの像が39億円という金額で落札されたことが報じられた。
落札したのは中国人らしいが「金は払わん」と言ってるらしい。
筋の通らぬことであるが気持ちは分かる。
戦後日本からも買い叩かれるように多くの宝物が流失しているが、残念なことだと思う。

写真は、書の中でもっとも好きな黄庭堅の「書松風閣詩」であり、台北の故旧博物館に収蔵されている。売りに出れば、果たして幾らくらいの価値があるのだろう。
こんな宝物を公に鑑賞できるという喜びだけは奪われたくないものだ。
Category: 美の壺
Posted by: sawayama
アメディオ・モジリア-ニは無条件に好きな画家だ。とても分かりやすい。
どことなく沈んだタッチも、自分の寂しい性分にもマッチしているように思う。
ともかく観ていて心が落ち着く。
人物を多く描いているが醒めた表情やうつろな表情が多く人生を肯定的に捉えた作品はあまり観た記憶がない。
彼も死後に評価の高まった不運な画家だが、常に何かしら重いものを抱えながら創作を続けていた一端が垣間見られ自分自身としては共感を誘われる。

モジリアニ

六本木の国立新美術館で展覧会が開催されているが期待以上のラインアップであった。
画集でしか見たことのない代表作の数々を前に静かで強い感動が押し寄せてくる。
力ある作品は時代を超えて語りかける何かを有することを思い知らされる。

彼はなかなかハンサムな男である。若くして世を去り、その後彼の恋人も後を追うように
二日後自死してしまった。死後、彼を想う世界中の人達から、絶え間なく墓碑の上に花のたむけられていることを知ることもなく眠り続ける画家に世の不条理さ、人の運不運を思わずにいられない。
墓
Category: 美の壺
Posted by: sawayama
ブフエ
静岡は美術館の多い地だ。県東部にも評価の高いものが多い。
長泉のビュフエ美術館もその一つだ。スルガ銀行の経営者と結びつきが深かったようで同銀行の後押しもありフランス人でありながら代表作の大半が同美術館所蔵となっている。
初期の傑作と呼ばれる「磔刑のキリスト」など見ても、良くは分からぬが60歳以降の明るいタッチの作品には南欧の光を感じさせる心惹かれるものが多い。
ビュフエ
71歳で自ら命を絶ったビュフエであるが、驚きは感じなかった。
ある意味神経質とさえ感じられる鋭い線のタッチを見ていると画家が内面に抱えるものの複雑さが分かるような気がしたからである。
入口正面に若き日のビュフエと妻アナベルの幸せなそうな写真が掲げられている。
時は移ろい美しかったものも全て朽ちてゆくという悲しい現実を思わずにいられない。
Category: 美の壺
Posted by: sawayama
ねむのき1
ねむの木村を訪ねる。
女優の宮城まり子さんが肢体不自由児の為に運営する療護施設である。
TVで新しい子供美術館が建てられたとのことで一度行きたいと思っていた。
ささやかな施設を想像していたが本当にびっくりした。
立派な建物、静謐な環境、吉行淳之介文学館の見事さ、そして美術館に展示された心を打つ絵の数々。まさに立ち尽くしてしまったという感じである。
ねむのき2
宮城さんが中心となり約30年近い歳月をかけて築いた村であるが、暮す人達にとってはひとつの理想郷ありでかけがえのない自分達だけの空間である。
これだけのものを作り上げた宮城さんの志の崇高さとその日々の努力に深い尊敬の念を抱かずにはいられない。
口で言うのは簡単なことであるが、理想を具現化したひとつの世界を目の当たりにして深い静かな感動が湧き起こってくるのを禁じえなかった晩秋の一日である。
Category: 美の壺
Posted by: sawayama
横須賀

NHKで紹介されており横浜での野球観戦とひっかけて訪ねてみた。
浦賀の海を臨む地にあり爽快な景観である。訪問日は猛暑であったが春や秋は屋上よりのんびり沖行く船を眺めるのも気持ちよさそうである。
収蔵品は多岐に渡るようであるが児島善三郎の「海」の一枚があったのは嬉しかった。

横須賀2
Category: 美の壺
Posted by: sawayama
雑誌「サライ」で児島善三郎の回顧展が開催されていることを知り、府中まで遠出をしてきました。絵というものは良くわかりませんが観るのは好きです。
作品の前をいつまでも離れたくない気持ちにさせるのが自分にとっていい絵だと思いますが、最近では一見小学生が書いたと思わせるように稚拙でありながらタッチや色彩が伸びやかな画風に良さを感じます。梅原龍三郎、中川一政といった大家の後半生の画風によく感じられるイメ-ジです。
そういった好みでいうと今回の回顧展は実に素晴らしい企画でした。はるばる足を運んだ甲斐があったというものです。美術館周辺の景観も洗練されておりまたひとつ心に残る
スポットができました。
小嶋
Category: 美の壺
Posted by: sawayama