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歳をとるとこのような本を手にとることにも余り違和感がなくなってくる。
著者の指摘する25の中に以下のような項目もありじっくり読んでみたいという気になり買ってみた。
 
美味しいものを食べておかなかったこと
 行きたい場所に旅行しなかったこと
 他人に優しくしなかったこと
 記憶に残る恋愛をしなかったこと                   等々

多くの項が洞察に満ちており、「いい本だな」と思いつつ読み進めたが著者の年齢が33歳と知りびっくりした。
最初は高齢のおじいちゃんの著作と思いこんで読んでいた。

著者は緩和医療に従事する医者であり必然的に死期間近の患者さんと接することが多いらしい。
こんなお医者さんが増えると人生の終焉を豊かに迎えられる人もまた、きっと増えるのだろう。
味わい深い一冊であった。